家族の事
つい先日までの涼しさは何処へやら・・・
連日暑い日が続いています
今回は少し家族の事なんぞを書かせていただきます。
私の父は、3年前に膀胱ガンを罹患しているんです。
治療をしている父はもちろんなのですが、それを支えているとっても健康体の母と姉
そして私は7年前と4年前のガン治療経験者・・・
ある意味舞台裏を覗いているような感覚が最初あったんですよね
手術と抗がん剤の為に入院した父の悪態振りに家族はどんどん巻き込まれていったのです。
最初は、とても優等生患者だったと思うのです・・・父はまだ仕事もしていますし、協調性もある方なので
ですが、ある時からガラッと変わってしまったんですそれが我が家で語り継がれている“昆布事件”です。
入院食に飽きてしまっていた父は売店で佃煮昆布を買ってきて楽しみに食べていたんですね。
ですが父は糖尿病もあるので、母が心配して持ち帰ったんです…
そうしたら今まで優等生だったはずの父が突然キレたのです
母にむかって「お前に俺の気持ちはわからない」と・・・
私は、(あ~言っちゃった~と思いながら)
女3人衆は、男の人の怒り方って意外な所で沸点に達するから良く分からないね~と話していたのですが、
沸点に達したのではなく、噴出したと言った方が良かったと気付いたのはもう少し後の事でした
昆布事件から父は優等生という姿を脱ぎすて、
入院中母に我儘を言い続けました(色々あって書ききれないので省略)
そして、そんな時に父に何か言えるのは私しかいないと説得役として駆り出されていました
色々な内容はあったのですが、お互いに不安や悩みを沢山話す事が出来たのも事実です。
今まで、家族には不安な事を話した事もなかった私は少しホッとしました
そして、私が乳癌になった時、父が酷い胃潰瘍になった事も初めて知りました。
昆布事件のおかげで・・・ではなく父の闘病のおかげで
舞台裏を覗かせてもらえて、沢山の思いを知る事ができました。
そして結果どちらが表舞台なのかわからなくなってしまいました。
今でも女3人衆の中では、頑張ったよね~お父さんという言葉より
大変だったわよね~あの時は…と最初に出てきてしまうのは
変わる事はなさそうですが…
そんな?父も明日8月11日に65歳の誕生日を迎えます。
記念に書かせていただきました。おめでとう~
そしてありがと~
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